わりとなんでもどうでもいい

自分と家族の記憶のために記録中@ちぇび

ほうじょうきたい 3

手術と聞けば何も食べちゃいけないと思っていたけど、

あっさり前の晩は食べても良いって事で・・・でも食欲
ないからあまり入らず・・・でもお腹空くだろうから
今食べておけっていう旦那さんの言いつけを守って
一生懸命かんぴょう巻きを食べました。

物凄く院内が乾燥していて喉が渇くんだけど、飲み物を
1つしか買わなくて・・・でももう院内はひっそりしていて
どこに売ってるか聞こうにも聞けない・・・

しょうがない、寝るか・・・と歯磨きをして帰ってきたら
なんとブリックパックのような飲み物が2パックも!!!
おおお!なんだこれは、飲み物飲んで良いのか!!!




他の飲み物は飲んではダメだけど、これなら夜の12時までに
飲んで良いとの事。薬を1錠出されその薬と共にあっという間に
1パック飲み干しました。看護婦さんは「早い@@;」って驚いてたww
12時までだからちびちび飲んでてもしょうがないし、飲んだら
トイレに行きたくなるし・・・なんかソワソワして結局全部飲んで
寝ました。これ、結構美味しいし飲みやすいです。
そしてお肌にもとても良い効果があるらしく・・・個人的に買い求めたいww
でも1パック230円くらいととても高価・・・ちょっとずつとか買えないかなぁ。


さて、翌日(金曜日)、朝ごはんは当然なしです。
のどか沸いたなぁ・・・って思っていたらまたもや飲料ががが!

これなら朝7時までに飲んでいいですとの事。
え。あと15分くらいしかないけど???@@;
喉が渇いていたんだけどこれはすごく塩っぽくて美味しくなかったので
大体半分くらい飲んでタイムアップとなりました。

8時50分から1回目の手術枠で手術となっている私・・・なるべく
考えないように考えないようにして、義母の到着を待って
いました。旦那さんはどうしても仕事が休めないとの事で今日は
義母を連れて来てくれるのみで、私が手術室に行くのを見送って
くれました。その後は遅れて出勤した模様。

初めて手術する・・・あまりの緊張感と恐怖から涙がぽろぽろ
止まらない。看護婦さんも「怖いよね、緊張するよね」と同調
してくれて・・・私はもううなづくしか出来ない。
麻酔科の先生には病室で説明を受けました。とても若い可愛らしい
女性の方。担当医は全身麻酔か局部麻酔か選択肢はありますと
言っていたのに、この麻酔科の先生は
全身麻酔で行います。機械で心臓の動きを助けます。喉に
チューブを入れます」とか何とか言ってて、何年か前に大好きで
観ていたアメリカのドラマ「ER 緊急救命室」のあれかーーー@@;
と更に恐怖感が増しました。
でも寝ている間に全て終わりますので心配ないですとの事。
ほんまかーーー?!@@;

手術台の上に麻酔科の先生に従って上り、言われるままに
パジャマを脱いで心電図やらなんやらを取り付けられ、足、腕を
固定。左腕に注射と点滴。これが痛い!涙ボロボロ流しながら
いたいーーー!と言ったのは言うまでもありません(2回目)。
どうやら緊急時輸血が出来るように通常とは違う太い針が入っている
との事。後で見たら1ミリくらいの太さがありました。

「今日執刀する○○です、よろしくお願いします!」って
これまた若い綺麗な女医さんが言ってたけど、帽子してマスクしてるから
誰が誰かわからない・・・。

そして酸素マスクを顔に・・・男性の麻酔科の先生が
「はい、眠くなりますよー」
といいつつ腕に何かを打ち・・・
「大きく深呼吸してください~」
との言葉に息を吸い込むと、物凄く変な匂いのガスを吸い込んで
うへっ@@;って顔をして・・・
なんだ、まだ起きてるじゃん・・・と2呼吸目までは覚えているけど
その後の記憶がすっかりない。

男の人と私がなにやら話をしていて、これから何か面白い
ワクワクする展開になりそう~~~

ってところで
「ちぇびぃさん!起きてくださいー、ちぇびぃさん!」
と肩をたたかれ目がパチッと開きました。ん?これからなの?
何?何か用?って思っていたら
「終わりましたよ!」
と・・・。

術中の事は全く何も記憶にありません。何の感覚もありません。
麻酔って凄い@@;と思いました。
「導尿しますねー、すこしチクってしますよ~」
導尿は出産の時にやった事があるので、どんな物かはわかって
いました。男性の麻酔科の先生は
「あ、起こさなきゃ良かったね」
って言っていましたが、意識がぼぉーっとしているので痛みは
あるけど騒ぐほどではなかったです。
病室のベッドに移動させられ、簡易の病衣を着せられるのだけど
この病衣もとても便利。身頃が全部ばらばらで、ホックで留められる
ようになっている。点滴ささっていても寝たままでもパチンパチンと
着られるし脱げる。

ベッドに乗せられたまま病室まで移動。すごーく変な気分。
寝ながら移動ってちょっと怖いですね。途中義母が待っていてくれて
大丈夫~?と声かけてくれました。
「大丈夫ですー」と答えましたけど酸素マスクしてたから聞こえて
なかったかも。
ただただ、あの麻酔の威力に驚いて痛くも痒くもない物凄く
不思議な感覚にしばらく呆然としていました。

義母は朝早くから駆けつけてくれて疲れた様子、早く帰って
休んでくださいといい、義母は帰っていきました。気管支炎に
なっていたらしく、本当にご面倒をおかけしました@@;

手術時間は大体20分くらい。1時間くらいかけて病室に戻って
きました。で、そこから午後3時まで安静!マスクもはずさない!
と言われ、えーーーめちゃ暇なんだけどーーー!!と困惑
しました。まぁしょうがないよね、言われたとおりおとなしく寝ている
事にしました。

少し経って無事手術が済んだ事とかをメールで旦那さんに
伝えたりして、看護婦さんも失笑するくらい携帯をいじって
暇つぶししていました。


初の入院、手術体験・・・この年になってとっても忘れがたい
貴重な経験をしました。でもまた1週間後に手術しなくちゃ
ならない@@;同じ全身麻酔ならいいけど・・・違ったらそれは
それでまた怖いと不安を抱えて一旦退院した今も怯えています。
入院、手術のストレスは1週間先まで続きそうです。

でもその先に闘病生活が待っている・・・

ま、私が何かをするわけではないけれど、経過観察によっては
大きなストレスを抱える事になりかねない。
この騒ぎがこのまま終わって、6ヶ月後にはヤレヤレと言って
いられればいいなぁ・・・と思っています。


と、言いつつ卵巣嚢腫もあるので絶対また手術の憂き目に
あうのだけど・・・・・