わりとなんでもどうでもいい

自分と家族の記憶のために記録中@ちぇび

past:見えはじめた本性

まず・・・

前の日記でも書きましたが、京都から千葉に引っ越して間もない頃に

ゲームをはじめました。元ダンナは当然、京都で働いていた仕事を

退職しなくてはなりません。そして千葉に来て職探しをし、新しい職

「ネットカフェの店長」に就きました。

「店長」ですからね、何でも出来るわけです。24時間営業なので率先して

夜勤をし、夜勤中にゲームで遊んだり、漫画読んだり・・・

やりたい放題できる
わけです。

ここ、重要です!「やりたい放題」です。後で出てきますから

覚えておきましょうwww






オンラインゲームの醍醐味、それは見ず知らずの人、それも普通に生活

していては決して知り合わないであろう人達と出会い、話し、遊び、気が

合えば友達になれるところです。



決してそうまでして友達を作れ!ってんじゃありません。



それまでは一人家でテレビに向かってロールプレイングゲームをしていた

物が、いまや全く知らない人から「一緒に敵を倒しにいきましょう~」とか

「ここの敵が強くて私一人では無理です。一緒に来てもらえませんか?」

とか声かけられるわけです。

そうやってどんどん知り合いが増えていき、気が付いたらゲームを立ち

上げると「こんにちわ~!」やら「待ってたよ~」やら「おかえり~」と

声をかけられるようになり、自然とお友達が増えて行くのです。



相手がロボットではなく生身の人間だという所、そこがハマってしまう一番

の要因ではないかなと思います。



さて、そんな風に知り合ったお友達(以下Rさん)に素材集めを手伝って

もらっていたら、隣では元ダンナが超ふてくされている・・・。やりにくい

なぁと思いつつ早めに切り上げようとなおさら一生懸命やるわけ

ですww



んで、はっ・・・と気が付いたらなんと・・・元ダンナキャラが

そこに・・・




私とRさんが必死でモンスターをやっつけ、倒れ際に落として行く素材を

必死に集めているその現場に、奴はやってきたのです。

画面上では「あら?こんばんわ~。一緒する?」などという和やかな会話が

交わされている水面下(リアル)では・・・



「え。何?どうしたん?」「いや、別に?」「どうやって分かったの?

なんでここ分かったん?」「横から見てたら場所大体分かるやろ」

「え、覗いてたんか@@;で、どうすんの?」「一緒にグループに

入れてもらったらあかんの?」「あかんことはないけど・・・」「一緒

には遊ばせてもらえないんやなぁ~」「そうじゃないけど・・・」「なんか

やましい事があるんやろ」「え。なんで@@:」「一緒に遊ぶの嫌がって

るやん。それが何よりの証拠や。」「はぁ??????」



そんな会話が延々と続いていくわけです。

もちろん、一緒にグループ組んで遊ぶ事になる訳です。変にギクシャク

しつつ遊んでいましたけど、さすがに居心地悪くて早々に解散と

なりました。



さて、私はゲーム内では単に一個人として遊んでいました。

ネットは下手すればとても恐ろしい思いをします。私も恐ろしい思い・・・

というかうざいww思いをした事があるので、とてもセキュリティに気を

使ってやっていました。

とにかく私のプライベートが晒されるような危険は避けなくてはならない

のです。と、同時に、リアルでは妻でありお母さんであった私・・・という

誰かの何か・・・というアイデンティティの無さを捨てたかった・・・

要するに、単なる一人の女の子として遊びたかったわけです。

その辺、じわじわと気が付かないところで、孤立しつつある自分をなんとか

取り戻そうとしていたのかも知れませんね。



だから出来るだけ元ダンナの事はダンナである事実を知られたくない

気持ちや、ダンナに気を使わなくては機嫌を損ねてしまうビクビクした

気持ちや、Rさんに気を使わせているのではないか?と申し訳なく思う

気持ちがないまぜになって、とーーーっても疲れたのでした。



そして次の日の夜、元ダンナは夜勤・・・夜勤だから一緒に遊ぼうとか

言ってたなぁ・・・と思いつつ、まずはRさんに会って昨夜の気まずい

雰囲気を謝ろうと思いました。なんだかんだ話しをしつつ、またもや一緒

に遊ぼう!って事になったわけですが、元ダンナが一緒に遊ぼうと言って

たと言うのもあり、ではそれまでご一緒します~との事で遊び始めました。

すると間の悪い事にボスキャラみたいなのを倒しに行くとかなんとか

益々抜けられない状況になって行き、「ひぃ~どうしよう~」と思っていた

時、元ダンナからゲーム内で話しかけられました。やっと仕事が一段落

付いたから遊べるよと。



さぁ。どうする私www