わりとなんでもどうでもいい

自分と家族の記憶のために記録中@ちぇび

1年

震災から1年経ちました。

私の体験なんて現地の人達に比べたらお笑い種ですけど

誰しも強烈な体験として記憶にある日だと思います。





あっという間の1年。

あの時の私が何をしていたかというと・・・丁度仕事中で・・・。

都内のビルで先輩に色々教わっているときでした。

「あ・・・揺れたよね?」

と、言った時はまだ大丈夫だったんだけど、その後1度目の

大きく長い揺れ。

ひぃーーー!と言いながら、でもまさかねぇ~と思いつつ

デスクの下にもぐりこみました。



一旦収まったのでまた這い出してきて、どうするのかなぁ?と

周りを見回しても結構普通wwwなので仕事の続きを・・・と

思っていたんだけど、仕事が手に付かない人もいるよう・・・。



と、思ってる間に2度目の大きな長い揺れ。

ぎゃーー!とデスクの下にもぐりこみ、今度こそビルが倒れて

死ぬんだな・・・と思いましたね。







あれから1年か・・・。

あの日、仕事は4時で避難命令が出て、でも電車止まってるし

バスやら友達の車で何とか近づいて、ほぼ半行程くらいを

ひたすら徒歩で帰りました。まだ4歳の息子と一緒に・・・。

あの時は文句1つ言わず頑張って歩いた息子。

自分があまりに必死だったので褒めてやる事も出来なかったな。

あとで一杯褒めたけどww



家に近づくと様子がおかしくて・・・信号も何も付いていない。

コンビニも真っ暗。「もしかして停電してるかも・・・」

家に帰っても何も付かないし、寒いしひもじいし・・・

子供と一緒に布団に包まって早めに休みました。



っちゅうか横になるくらいしか出来る事がなかった・・・。



暫くして行き違いになった旦那さんが帰ってきてやっと安堵。

お店が途中閉店を余儀なくされ、余ったお弁当とか沢山

持ってきてくれて、天使に見えたよ~~~!超でっかいけど。



家は凍えそうなほど寒かったので、子供と私は旦那さんの車

に乗り込み、暖まる事が出来て一息つきました。





今は前と変わらない生活を取り戻せています。まぁ被害なんて

なかったも同然なんです。私達なんて。



でも現地は?

時々思い出したようにTVやPCで当時の映像を見ますが、

今もそのまま手付かずの状態と聞きます。

同僚のお子さんは「もう1年たったんだね、何にも変わっていないね」

と言ったそうです。ほんと、その通り。何の復興もされていない。

原発とかその他諸々問題点は山積ですが、一日も早く兆しくらい

見えるよう何とかならないのかなと思います。





現地の方々の心境を思うとあまり軽々しい発言は出来ませんが、

一日も早い平穏と復興と、お亡くなりになった大勢の犠牲者の方々の

冥福を今一度お祈りいたします。