わりとなんでもどうでもいい

自分と家族の記憶のために記録中@ちぇび

夫 考察

元巨人軍の宮本和知さんの話を友達に聞いた。
物凄い亭主関白ぶり。亭主関白?話を聞くとそれは
亭主関白ではなくてただの自己中にしか思えないのだが・・・

・味噌汁の温度が適温でないとならない。
・味噌汁の中の卵の固さにこだわりがある。
・一緒にテレビを見ていても自分が眠くなるとテレビ、
  部屋の電気全て消して寝室に行ってしまう。まだ
  見ている人がいるにも関わらず・・・
・掃除機の音が嫌い。故に留守中に掃除機をかける羽目に。
・朝食5品、夕食7品が基本

特に味噌汁の時には食事中に夫が「スタンバイ」というらしい。
妻は「はい」と言って作り始める。卵の固さが気に入らないと
「いまいちだ」と即ダメだしをするらしい。

この話を聞いたときにどうしてこの妻はこの夫と結婚
したんだろう・・・と疑問に思った。そしてなぜ離婚しないんだろうと。
友達曰く「そりゃあれだけ稼いでれば・・・奥さんも良い思いして
るんだろうし、我慢してるんじゃないの?
全ては稼ぎ???????

少なくともうちは今のところ「稼ぎ」は問題外。つまり
そういう物で夫婦になったのではないという事。
「結局赤の他人だから、最終的にはお金だよね」
「金の切れ目が縁の切れ目」
とかよく言うけど、最初からそれが条件で結婚するなんて
普通はないと思う。


先日旦那さんはフェイスブックに面白い事を書いていた。
「うちがもし、株式会社〇〇家だったと仮定したら・・・
社員は妻がいて、何もできない部下(息子)がいる。
オレは遅れて出勤(帰宅が遅い)、その間妻は掃除、洗濯
食事の支度、片付け、部下の世話・・・大忙しだ。
家事を分担しているのでオレもやっている事はあるが、
大して役に立ってない。
オレの方が稼ぎがいい、オレの方が長時間働いている」
って思っていて、何でオレが家事をやらなきゃいけないのだと
思っていた事もあったけど・・・要は立場は対等って事。

私も昼間はパートだけど仕事をしている。9時から5時の仕事。
そこから子供を迎えに行ってご飯を作って食べさせ、お風呂に
入れて寝かせる。食器を片付けて洗濯機を回して洗濯物を
干す。そこから自分の事ができる・・・
そんな生活だった。まぁそれは当たり前だったんだけど、
昼間は同様に仕事しているわけだから、ある程度家事を
分担して、出来る事をやって欲しいとお願いした事があった。
反応は簡単に想像出来る物で、まさに「何でオレが?」
同じように働いているのに私は家にいても休む間がないと
言うと、「じゃぁ、オレと同じだけ稼いで、オレと同じ時間
働いてよ。出来ないでしょ?」っていう答え。
まぁ普通はこう返ってくるよね。
休みの日だって私は同じ事をしている、あなたはどうなの?
って言うと「じゃぁ、何?何をして欲しいわけ?????」
と、こうくる。

自分が納得して気持ちよく協力してもらえない限り、
こちらとしてもお願いしようという気にはならない。
理想としては
夫「なるほど、家ではこういう仕事があるんだね、それじゃぁ
     オレが帰ってから出来る事はどれかな?」
妻「これとこれとかならどう???」
夫「これとこれなら出来るからそれは任せて!あとはお願いね。」

そういう前向きで建設的な会話がしたいわけだ。
家事は、えーーー!めんどくせーーー!って思う事ばかりだ。
妻だって人間だし毎回仕事しつつそう思う。
でも言ったってしょうがない、誰かがやらないと家は成り立たない。
自分がやれば自分が納得できる気持ちの良い空間が出来るし
ぼちぼちやるか・・・そんな感じだ。

何かの拍子に旦那さんは考え方を変えてくれたのだと思う。
自分の家を会社に見立てて考える所なんてwww
普通の人は思いつかない。とても斬新な発想だと思うww
でもそうやって自分が納得できて、前向きに「一緒にやっていこう!」
と思ってくれるのだったらこれに越したことはないのだ。

子育ては子供が自分を親にしてくれる。子供が
色々教えてくれる。まぁ、うちのダメ社員(息子)もそういう
部分があると思うと頭が下がる。
家族は一緒に育てて行く。そのうちお互いがお互いを
育ててコミュニティというのはどういう物かお互い知る事が
出来るのだ。

どういうきっかけで上記のような面白い納得方法に至ったかは
分からないが、うちの旦那さんは非常に男性っぽく牽引力が
あり、だけど考え方が柔軟で相手を思いやる心を持てる人だ。
私はお金より、人間性のほうが大事だと思うのだがどうだろうか。