私の父がお引越しをするので、今までいた家の片付けを手伝いました。
必要以上に物が沢山あって大変だったんですが、次のお家はこじんまりしているから、荷物はほとんど処分。
気に入ったお皿を2、3貰いました。
そこで発見したのが万年筆!
私が26歳の頃、バックパッカーとしてヨーロッパを周遊していた頃の思い出がパーッと頭を過ぎりました。
海外在住中も父には何かとお世話になったので、帰国前にお土産を、と思って当時貧乏旅行中の私には破格値のモンブランを買ってプレゼントしたのでした。
確かプラハにあったモンブランショップで購入したのですが、今探してもないようです。まぁ、かれこれもうすごーく昔の話になるので、お店は無くなってしまったのかもしれません。
当然、この頃購入の万年筆なので、現在も販売されているのか不明ですし、型番もないからよくわからないけど、なんとか形格好からこれではないかな?というのを見つけました。
最低でも1年は放置された万年筆、果たして今も書けるのかな??
父がたまに万年筆で書いていたのを記憶してますが、2、3年前だし・・・
てなわけで、ネットで散々探してメンテナンスをやってみました。
メンテナンス画像は撮りませんでしたが一応手順だけ・・・。
1.まず書けるか書けないか試してみました。そーっとねwもちろん、カラッカラ。万年筆を振るとカラカラ音がしましたwww
2.そーーっと開けてみました。カートリッジ式の万年筆です。カートリッジをそーっと抜いて、振ってみましたww
カラカラって音がして「あ、ダメだこりゃ」
3.ペン先をぬるま湯に浸してみました。暫くすると、固まったインクがじわーっと広がって来ました。そーっと振ると更にインクが広がりました。
4.2度ほど水を替え、丸1日位水につけて過ごしました。
5.ザッと洗って、カートリッジを指す側から流水で濯いでみました。すこーし残っていたものが出て、あとは綺麗な流水になったので、大体詰まったりしてたのは綺麗になったかな??
6.ペン先にティッシュを充てて、インクが滲み出るか確認と同時に拭いていきました。カートリッジ側は綿棒でちょいちょいと。
7.念のために買ったモンブランのカートリッジを刺して少し放置。試し書きをしました。
・・・
全く書けず、青ざめるwww
8.もう少し置いてみて試し書き。まだダメ。ペン先にティッシュを充て、ペン先に力が加わるように振ってみました。少しだけ。ティッシュを見るとインクが少し滲んでる!!!
9.ペン先から溝が入っていて丸くカットされているのですが、その部分をティッシュで拭いてみるとインクが出た!
10.書けたヨーォー!(感涙)
汚ない字でスミマセン@@:
メモにも書いてある通り書き味はとても滑らかで、インクの出も全く問題ないです!いやぁ、感動した。
万年筆って、線の途中はインクが薄いけど、止めの部分とかはインクが濃くなる、このグラデーションがとっても好きなんです。
このまま私の物にしてもいいけどww父に万年筆復活させたと話をして、了承を得たら貰っちゃおう!と思っていますwww