知らなかった自分 → トロント =海外生活 → 一生大事な宝物
迷うってどういう状態かっていうと、↑この画像のように自分がどこへ進めば目的が達成されるのかわからない状態のことだと思うんですよね。
過去、そしてこれから、大なり小なり無数の分かれ道があり毎回決断を下す必要があります。人生は決断の連続!
今回の記事は過去に私が決断して大きく自分の道を変えたことを書いていきたいと思います。でも・・・ここが重要です。今の自分はおそらく軌道修正されて元の道に戻ってきた状態だと思っていますw
え。意味ないじゃん・・・って思う方もいるかも知れないですが、その寄り道は私にとってかけがえのない宝物になったのです。
それはそれは大昔のお話、まだインターネットのイも携帯端末もない時代・・・
私は高校を卒業して大学へは行かず就職の道を選びました。もう勉強するのが嫌だったし自分のお金で好きなものを買いたかったし・・・なにより弟が2人いるから私の学費で家計が圧迫してしまうのは良くないと感じたからでした。
今の私なら子供に「そんなこと考えなくていい!」と言ってやれるかもしれない。でも子供が3人いればちょっと考えたかもww
就職した会社で7年。何の気なしに働いている時、1人、2人と同僚が仕事を辞めていきました。仲良くしていた同僚が辞めるというのを聞いた時、今すごく楽しいのにどうして?って聞いてみたんです。
「このままここにいても良いのかな?ずっとこのまま??って考えた」
その言葉に感化され私も考えるようになりました。この言葉を聞かなかったら私は今もあの会社で働いているのかな(ソレハナイ)。
私のやりたいことってなんだろう、興味のあることってなんだろう???
そこがまず出発地点でした。その時に一番何がしたかったかというと、外国に住むこと。でもまっさかこのお金の無い私がそんなことできるわけないしww
なのでせめて英語が喋れるようになって、映画を字幕なしで観たい!と思ったのです。でもお金がないのに(2回目)どうすれば達成できるのか「Google(ググる)」手段もなく・・・でもまず英語に関わるってことが重要だよな!と考え、英会話スクールに転職しました。
受付を担当していたので、もちろん外国人の先生方とも接点があります。でも何を言っているのか何を言われているのか分からない・・・帰国子女や留学でバリバリの英語を身に着けているスタッフもいたので彼らに頼りきりです。
そんなある日、ある一人の女性と出会いました。
「ワーホリに行くので今一生懸命英語を勉強しています」
その女性が言った言葉に食いついた私w
「ワーホリってなんですか??」
ワーキングホリデーという制度をそこで初めて知りました。そこで身震いしたんです!「私でも海外で暮らせるのか???」
あの時の身震いは今でも忘れません。私は全身全霊ワーキングホリデーに向けて集中していきました。
↑こちらのようなサービスを利用すれば自分にとって最適な留学、ワーキングホリデーがわかりますよね。カウンセリングは無料なのでまずはこういうところから覗いてみてもいいと思います。当時の私にはこういうサービスがあることすら知らず・・・書籍のみで本当に今から考えるとバクチのような計画でしたww
そう考えると今は本当に便利になりましたね・・・(トオイメ)
↑トロントアイランドから撮ったトロント市内とCNタワーの画像(だと思うw)
色々と紆余曲折あったものの、それから1年後の夏にカナダはトロントにワーキングホリデービザで入国しました。入国するまでに幾多のハードルがありましたが、もう諦める、来た道を戻るなんてことはどうしても嫌!という気持ちでなんとかチケットを握りしめることができました。
それから2年弱の間私はトロントで語学、旅行学を学び、バイトも経験し沢山の友達と出会い、何より入国したときよりもはるかに高いレベルの英語を習得して帰国しました。旅行学も勉強しましたから、自分で2ヶ月間のヨーロッパ旅行を計画し一人でヨーロッパを周ってきました。膨大な写真が今手元に残っていてその時の気持ちを今でもありありと思い返すことができます。
さて。今現在は何をしているかというと、その時習得した英語はだいぶ錆びついていますww夫と子供と3人で家族を形成し山あり谷ありだけど普通の日々を送っています。お金と時間を沢山無駄にした気分・・・。
でもでも!誰にも負けない思い出と写真の数々を私は持っています。無駄にしたなぁと思うことはあっても全く後悔はありません。
時々トロントのあの情景を思い出すことがあります。澄んだ空気に爽やかな風。ちょっと湿気のある夏、鼻毛まで凍る冬。何より紅葉が美しい秋。春は・・・ないなwww
ふとした瞬間私は当時のトロントの街に立って雰囲気を思い出しては再度味わっています。この素敵な時間は何年経っても私だけの宝物、絶対忘れない貴重な経験なのです。
今後も沢山分岐点はあると思います。嫌なことも嬉しいことも経験しないと分からない。自分が前に進める!と思えるならこれからも私はきっぱりと決断できると思っています!!
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