わりとなんでもどうでもいい

自分と家族の記憶のために記録中@ちぇび

追記

3月11日に未曾有の大震災がありましたね。あの時7階建ての職場の

6階で仕事をしていて、職場の先輩からアドバイスを受けている最中

でした。息子は社内保育園にいて、同じビルの2階にいたので、まぁ

ビルが崩れ落ちてない分には命に別状はないだろう・・・とある種安心

していました。



本当はその1,2週間後に、元の家から自分の荷物を運び出す予定

を組んでいたのですが、そんな震災の後、高速道路も通行止めだし、

ガソリンも供給が危ぶまれていて、まだまだ余震が頻繁に続いている

状態。いくらなんでも車で2時間の移動は無茶すぎるだろうと思い、

いろんな意味でこれで終わりになるであろうと思っていた荷物の運び

出しを延期しました。



その1ヶ月後くらいにとうとうその日が来ました。同期の友達に手伝って

もらい、元の家に荷物を取りに行きました。



元ダンナが半分くらい要らない物も含めて荷造りをしていたので、

残しておこうと考えていたものまで持って帰る羽目に@@;

まぁ、それはしょうがないと思い、あとは自分の目ぼしい物を引き上げ

ればなんとか片がつくかなと思って忙しなく動き回っていました。



そのとき、私の名前を呼ぶ声が・・・。「誰だろう???」








それは元ダンナの長兄嫁でした。

「○子さん、○子さん、ちょっと話できる?」



私はびっくりしたと言うよりも何の話があるんだよっっていう

気分・・・。

その背中には一生懸命不妊治療の末授かった彼女の長男がおんぶ

されていまいた。



私は必死で荷物移動中。一旦荷物を置き顔を上げると、彼女が満面

の笑みで言いました。

「なんかちょっと嫌な感じになってしまったけど、これから頑張って

くださいヽ( ´ ▽ ` )ノ 」



「はぁ、どうもありがとうございます。(´・_・`)」

私は表情をかえず(のつもり)一言返しました。それから踵を返して

荷物運びに戻りました。



私はとても複雑でした。あなたに罪はないかもしれない、でもあなた達

が私に対してした事を生涯許すことはない・・・そんな気分。

実際彼女は何度か元ダンナの親と掛け合ってくれたり、私の話を

聞いてくれたりしました。でもそれも最初のうちだけ。

彼女は不妊治療に集中したいからもう話は聞かない、したいなら

直接彼女の旦那(元ダンナの長兄)に言え、と言いました。

彼女は自分の旦那を守らなくてはならないと言い、私には元ダンナの

両親、強いては自分たちの義理の親に対して全く感謝の気持ちがない

と言い、子供たちの事を全く考えていない酷い母親だと怒っていました。



あれだけすべての事を話したのに。

信用していたのに。



彼女に対しても、私に対する裏切り行為しか印象がありません。

なのに軽々しく話しかけてきて、しかもニコニコ笑いながら「頑張れ」だ?

何様なんだよ!!これが本音です。



友達Yちゃん曰く・・・

「多分その人は、自分の関わった事で事態が悪くなってしまった事に

関して、罪の意識を感じているんだろう。だからそれに対して一言でも

いいから何か言っておきたかった、そうすれば自分の気も晴れるし・・・」



罪の意識を感じているかどうかはともかく、確かにYちゃんの言う通りで、

彼女自身のすっきりしない気持ちを、私に声をかける事で拭い去り

たかったんだろう・・・と思いました。

結局自分の気持ちをすっきりさせたい!というエゴからの行為。

顔はニコニコしてるしどんな人に対してもウケは良い、とても印象の

良い人。でも結局はそうなんです。自分中心。

相手がどう思うかより自分が気持ちよくありたい、それ一心。



元ダンナ周りのあの塊はみんなそうなのか・・・とても残念な気持ちに

なりました。道理でみんなニコニコして人当たりの良い人たちの中に

いた割りに、居心地が良いと感じた事は一度もなかったわけだ。

そんな人間関係なんて私はいらない!そう思った出来事でした。



生きていくうえで出会う人を選ぶ事はできないかもしれないけど、

その人とどう付き合うか決めるのは私。いろんな人いるけど、

出来るだけしんどい付き合いはしたくないな・・・と思うのでした。